譲治の勉強日記

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システム英単語は大学受験に最も適した英単語帳!使い方を解説

システム英単語の簡単な紹介

システム英単語は自分が高校時代に初めて使った英単語帳で、とても思い入れが深い本です。駿台文庫から出版されており、著者は刀祢 雅彦,霜 康司さんです。難易度は普通です。数か月でマスターできるため、時間に余裕のない高校三年生が使用しても問題ありません。


システム英単語は大きく分けて二種類あります。この記事で紹介するのはシステム英単語basicではないので、注意してください。

システム英単語と何が違うかというと、収録されている単語のレベルが異なります。basicは英語が苦手な方向けに作られています。基礎力に自信がない人は、basicから手をつけるのも良いかもしれません。

 

システム英単語のメリット

大学受験の為に工夫された単語帳

システム英単語は和訳部分を赤フィルターで隠すことができ、覚えやすい単語帳でした。また掲載されている単語は非常に網羅性が高く、大学受験には最適です。


この本は、掲載されている英単語を試験に出題されやすい順に並べて章が構成されています。動詞、名詞、形容詞・副詞をレベル別に詳しく分類しているので、1ページ目からやっていけば効率的で無駄がありません。

 

志望する大学や偏差値は個人で異なるので、自分に必要な部分だけを選んで英単語を暗記することが可能です。すなわち自分が到達すべき目標を定めやすいはずです。

 

自分の目標を明確にすれば、高校一年生だろうと三年生だろうと誰だって使うことができます。丸々一冊やりたくない人は、つまみ食いで好きな所だけを覚えればいいです。この単語帳の強みは、自由な勉強のやり方を提案してくれる所だと思います

ミニマルフレーズで暗記できる

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システム英単語裏表紙より引用

システム英単語の大きな特徴は、ミニマルフレーズで暗記するということです。

ミニマルフレーズとは何か?

ミニマルフレーズとは、単語を数語組み合わせたものです。これはつまり日本語でいうと「文節」や「短文」にあたります。著者によればミニマルフレーズを利用すれば、入試に即した英単語の暗記ができるそうです。


英単語は1つの単語に1つの意味だけが有るのではなく、1つの単語だけで複数意味を含むことが往々にあります。状況に応じて、その英単語がどのような意味なのかを判別しなければなりません。


ミニマルフレーズで暗記すれば、周囲の単語に応じて変化した単語の意味を学ぶことができます。理由はミニマルフレーズは単語のつながりを重要視して作られているからです。

 

ミニマルフレーズは全て、入試で最も出題されやすい形の物が掲載されています。著者の説明によると、一語一義主義(1つの単語に対し1つの意味で覚えること)や、例文を暗記して単語を覚えることはナンセンスだそうです。ミニマルフレーズこそが最も効率が良いと強く語っています。

単語帳なのに実戦的!

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システム英単語表紙より引用

システム英単語にはポイントチェッカーや語法の欄があり、試験に出やすい発音や派生語・反意語同意語が収録されています。それだけでなく、発音やアクセントの問題もあります。

 

つまり英単語を覚えながら、ネクステージのような問題集に掲載されている文法・語法問題までを一度に解くことができます。自分はネクステージをほとんど使いませんでした。その代わりにシステム英単語に載っている問題をマスターしました。これだけでも力になりましたね。

 

特にセンター試験ではこのような文法問題で高得点を取る必要があるため、システム英単語が非常に役立ちました。

DUO3.0との相性がいい!

このブログの同じカテゴリにDUO3.0の記事がありますが、僕はシステム英単語とDUO3.0を二冊併用していました。使い方はシステム英単語の1章や、2章を覚えてからDUO3.0の例文を暗記していきました。

 

このようにした理由はDUO3.0素晴らしい参考書である反面、大学受験に特化していなかったからです。DUO3.0はレベルが非常に高かったので、まず大学受験に必須の基本的な英単語をシステム英単語で固めていく必要がありました。


システム英単語は単語のレベルごとに章分けされており、序盤の章を勉強するだけで大分基礎が固まります。おかげでDUO3.0を勉強する前段階の準備ができました。

 

システム英単語では受験向きの学力を、DUO3.0では本質的な英語力を身に着けることができました。個人的にいうと、大学受験にはどちらも必要な要素だと思います。

 

↓でDUO3.0のレビューがご覧いただけます。是非読んでみてください。

【DUO3.0】復習用CDとカードを用いた効率的な勉強法で、英語の力を伸ばそう!

 

システム英単語のデメリット

他の単語帳に対して否定的である

システム英単語の序盤では、明らかに他の英単語帳の覚え方を否定するような記述があります。一語一義主義や例文で覚える形式の英単語帳はナンセンスだと書いています。

 

ここに書かれている一語一義のものといえば、ターゲット1900。例文で覚える方式はDUO3.0のことになりますよね。この両方とも否定しています。

 

システム英単語は素晴らしい書物だと思いますが、他の出版物に対し攻撃的な記述があるところは少し残念です。自分はDUO3.0を気に入って使っていたので、悲しい気持ちになりました。

CDの再生時間が長い!

効率的な英単語の学習にはCDが必須です。英語を勉強する際は、五感をフルに活用すると効率が良いです。ただ目で追うよりも手で書いたり、耳で聞いたり、発音するほうが効果的です。


システム英単語には専用のCDがあります。しかしこのCDを全部再生するのに約5時間ほどかかります。一冊分を復習するために、5時間もかけるのは厳しいのではないでしょうか


DUO3.0の場合は1冊を1時間で回すことができるわけですから、CDの効率性はDUO3.0の方が大きく上回ります。単純に言えばDUO3.0の方が5倍効率的ですね。

一語一義主義は悪いのか?という問題

システム英単語は一語一義主義を否定しています。確かに全ての英単語を一語一義主義で暗記するのは、勉強としてふさわしくないです。でも実際、自分はそれほど不便だとは思いません。

 

もしある英単語の意味を思い出せない場合、回1回その単語を含むミニマルフレーズを思い出しますか? その単語が暗記した複数の訳のうち、どの訳が最適なのか類推するのは手間がかかると思いませんか?


僕は1つの単語を見たら、その単語の意味を瞬時に思い出せるようにしていました。なぜなら入試問題を解く際には、時間との戦いになるからです。つまり単語の意味は機械的に即座に答えられるようにするべきなのです

 

それでは最後になりますが、にシステム英単語のメリット・デメリットをまとめます。

 

まとめ

  • 大学受験の為に緻密に計算された単語帳である
  • ミニマルフレーズで効率的に単語を暗記できる
  • 単語帳なのに発音・アクセント・語法が勉強できる
  • DUO3.0との相性がよく、両立しやすい
  • 他の単語帳に対して否定的である
  • CDの再生時間が長い
  • 一語一義主義には背いている

 

システム英単語は一見ただの英単語帳ですが、表カバーをとると小説のようなオシャレな外観になります。目立たないので学校にも持っていきやすかったです。表紙もツルツルで触り心地が良いです。

 

受験に必要な英単語を短期間で習得したい方は、システム英単語を使うべきだと思います。今自分が置かれている状況を理解して、何が不足しているかによって英単語帳を選んで欲しいです。

 

DUO3.0と比較すると、こちらの単語帳の方が早く試験結果に表れます。英語の成績をいち早く伸ばしたい人にシステム英単語をおすすめします。

 

気になったら是非購入を検討してみてくださいね。