A 消化管
・板状硬を経過観察は禁忌
B 肝胆膵
・急性膵炎にERCPは禁忌
・(低Naにもかかわらず)肝硬変の治療はNa制限
C 循環器
・WPWからの偽性VTにジギタリス、Ca投与 禁忌
・急性心不全にβブロッカー 禁忌
・冠攣縮性狭心症にβブロッカー 禁忌
・ペースメーカーにMRI 禁忌
・ペースメーカー植え込みにカプセル内視鏡 禁忌
・カテコラミンやジギタリス製剤は心室頻拍を悪化させる可能性がある.禁忌
・不整脈薬の副作用は不整脈があるので、原因薬剤の中止が解答になることがある
・大動脈弁閉鎖不全症〈AR〉は心筋梗塞の合併症としてはまれ。乳頭筋断裂により僧帽弁閉鎖不全症〈MR〉は合併症としてあり得る。
・心膜摩擦音は急性心膜炎できこえる。(収縮性心膜炎は心膜ノック音)
・肺高血圧症は、肺動脈楔入圧(左房圧)が正常
・血管炎なのにバージャー病はステロイドを使わない。まず禁煙指導腰部交換神経節ブロック・交感神経切断術
・カルチノイド症候群で三尖弁閉鎖不全が起こる
・不安定狭心症に運動負荷試験は禁忌
D 内分泌代謝
・K急速静注 禁忌
・無痛性甲状腺炎に抗甲状腺薬 禁忌
・造影剤使った時ビグアナイド 禁忌
・褐色細胞腫にβブロッカー 禁忌
・下垂体機能低下時に甲状腺ホルモンから先に投与 禁忌
・副腎皮質ステロイドの突然の中止は副腎クリーゼを起こすため,徐々に減量をする必要がある.
・SIADHで尿量は低下しない
・アドステロールシンチはアルドステロン症の検査ではない(Cushing症候群の検査である)
・甲状腺機能亢進性ではCK上昇しない(甲状腺機能低下症でCK上昇する)
・ヘモクロマトーシスでは血中Feは増加するが、Wilson病では血中Cuは増加しない
(Wilson病では血中Cuは低下、でも尿中Cuは増える)
ちなみにwilson病は尿中銅↑、menkes病は尿中銅↓
・塩化アンモニウム負荷試験は尿中の酸の排出をみる(×アルカリではない)
・橋本脳症の治療はステロイド(橋本病と区別する.こっちは甲状腺ホルモン補充)
E 腎臓
・不均衡症候群は透析導入期におこる(×長期透析患者)
・クレアチニン高いなら造影剤×
おおまかに1を超えていたら踏みとどまる(例外あり)
・腎性尿崩症の治療薬にサイアザイド利尿薬がある
遠位曲尿細管のNa-Cl共輸送体を抑制することで、体内のNaが減少するらしい
・溶連菌感染後急性糸球体腎炎は抗菌薬投与やステロイド投与しない
治療は安静指示・水分塩分制限
・微小変化群は急速に発症する
微小なのでゆっくり進行しそうだが、はやい
F 免疫膠原病
・若年性特発性関節炎JIAの第一選択はNSAIDs(×ステロイド)
G 血液
・TTPに血小板輸血 禁忌
・遺伝性球状赤血球症は正球性高色素性貧血(×大球性)
・多発性骨髄腫では脾腫はない(マクログロブリン血症は脾腫あり)
H 感染症
・EBVにペニシリン 禁忌
・MRSA保菌「のみ」ではバンコマイシンを使わない
・敗血症性ショックで上半身起こす 禁忌
I 呼吸器
・転移性肺腫瘍の場合であっても解答で手術が選択されることがある.特に大腸癌の場合にはその有用性がある程度判明しているために覚える
・アレルギー性肺アスペルギルス症の第一選択はステロイド経口投与(×吸入、抗真菌薬)
・喘息にATP製剤 禁忌
J 神経
・脳圧亢進に腰椎穿刺 禁忌
・Lewy小体型認知症ににドパミンブロッカー 禁忌
・ギランバレーでステロイドは使わない
ギランバレー→血漿交換・免疫グロブリン CIDP→ステロイド
・脳の原発悪性リンパ腫の治療は大量メトトレキサート(×ABVD, R-CHOP)