ノルアドレナリンは、α作用またはβ作用?
・ノルアドレナリンは血管収縮などα作用が強い。
・一方でアドレナリンは心収縮・気管支平滑筋弛緩などβ作用が強い。
これの覚え方を以下に紹介する。
まず、「ノルアドレナリンはノルファ!」で強引に覚える。
ノルアドレナリン→ノルファ→アルファ
といった感じで想起する。
アドレナリンは消去法でβ作用である、と思い出す形になる。
アドレナリンと気管支喘息の禁忌について
参考までに、β刺激が気管支平滑筋を弛緩させることについてだが、
「べーた→平滑筋がべたべた→筋肉が弛緩している状態」
というようにイメージするのがおすすめ。
気管支喘息の患者に投与していいのはβ刺激なのか、β遮断なのかは頻繁に問われる禁忌事項である。
これは迷いやすいが、「β刺激でべたべた弛緩する」と覚えておけば解決する。