アルコール性肝障害について
長期にわたってアルコールを摂取すると肝臓に障害を来します。これをアルコール性肝障害と呼びます。
大事だと思うのが
・罹患しやすいのは男性なのか女性なのか
・上昇がみられる肝酵素はAST優位か?ALT優位か?
・上昇するのはIg〇か?
・生検した病理画像では何が浸潤しているか?
です。
アルコール性肝障害の重要事項の覚え方・語呂合わせ
・アルコール性肝障害は女性の方が罹患しやすい
→ちゃんとした根拠があるかもしれませんが、自分はおおざっぱに女性の方がアルコールが弱そうだな、という感じで覚えています。
・AST優位の肝酵素上昇をみる
→ALTではなくAST優位で上昇します。これは酒(SAKE)なので、SだからASTと覚えます。
・上昇するのはIgA
→IgMが上昇するIgMと紛らわしいですが、アルコール性肝障害ではIgAが上昇します。これはAlcoholのAなのでIgAと覚えます。
・生検した病理画像では好中球が浸潤
→アルコール性肝障害はアルコール中毒者に多そうだなというイメージで、中毒の中だから好中球浸潤と覚えます。
以上です。参考になれば幸いです。