アトロピンの適応・副作用
アトロピンは、アセチルコリンがアセチルコリン受容体に結合するのを阻害する薬物。ムスカリン性アセチルコリン受容体を競合的に阻害する。副交感神経の作用を抑制し、胃腸管の運動抑制、心拍数の増大させるなどの働きがある。
アトロピンは殺虫剤や農薬、サリンなどの中毒、重症筋無力症の治療に使われる。緑内障や前立腺肥大の患者には禁忌である。
副作用をまとめると、
・眼では視調節障害
・消化器では唾液分泌抑制(口渇)
・泌尿器では排尿障害
・循環器では頻脈
が起こる。
アトロピンの副作用の語呂合わせ
副作用「唾液分泌抑制・排尿障害・頻脈・視力調節障害 」の語呂合わせは以下のようになる。
唾液分泌抑制→ダーリン
排尿障害→は
頻脈→必
視力調節障害→死に
アトロピン→後を追う
まとめた語呂合わせはダーリンは必死に後を追う