凡人が医学部に入学して苦労した
けっこう過激なことも書いてたりするので、嫌な気持ちになった人がいたらごめんなさい。すぐにブラウザバックをお願いします。
あと、当ブログではネガティブなことを普段は書かないようしているのですが、試験期間に入ってメンタルがとても病んでしまいましたので、こんな記事をあげてみました。
さて、本題に入ります。今、自分が医学部に入学してわかったことに、「周りの人間よりも格段に劣っている」があります。これは医学部に入って強く感じたことで、自分が小・中・高の間はあまり意識していませんでした。
たとえば小学生の頃を振り返ってみると、1クラスの中に「テストの成績が良い子、スポーツがすごくできる子、家がとても裕福な子、見た目がかっこいい・かわいい子、話が面白い子...」などなど色んな人がいました。
それぞれに長所があり、それが彼ら自身のアイデンティティとなり、自信の源です。たとえ自分の苦手分野があっても、得意分野でカバーすることができます。
なので仮に自分のテストの成績が悪くても、「俺はアイツよりも足が速いから、いいや」と自信をもって納得できます。
かくいう僕も低スペックな人間なので、他の人よりも勉強時間を設けて、そこそこいい成績をとり、それをある種のアイデンティティとして生きていました。自分は特に取り柄がないけど、勉強をすることによって居場所を作っていたわけです。
医学部では高スペックな人がたくさんいる
医学部の話に戻しますが、医学部は基本的に全員、偏差値が高いです。同じような学力の人たちが集まっており、なおかつ彼らはみんな頭がいいので、すごくハイレベルな集団です。
”偏差値が高い”というのは前提なので、その集団の中でそれはなんの特徴にもなりえません。つまり今まで他人よりも勉強を少し頑張ったことを自分のアイデンティティとして生きてきた僕は、医学部入学後に集団のなかで個性を失いました。
今、医学部には「頭が良くて、運動ができて、めちゃくちゃ裕福な家庭で、顔とスタイルが良く、たぶん性格のいい」いわゆる完璧な人が、同じ学年で男の子,女の子にそれぞれいます。しかも一人だけじゃなくて複数います。
僕は人生が他人との競争のためにあるわけではないし、他人と比較する必要なんてないと思うのですが、彼らを見ていると自分がいかに無能で凡人であるかを気づかされ、劣等感を覚えます。この過酷な現実に向き合いながら毎日生きています。。
そんななか僕は「別に彼らに勝つために生きている訳でないし、自分が幸福であればいいや」と適当に落としどころを付け、妥協しているわけです。
医学部に入って分かったのは”努力する天才”に凡人は一生勝てないということです。なので勝つことをあきらめて、自分らしく楽しく生きることが一番だなぁと感じている今日このごろです。。
少し前になりますが、以下の様な記事を書きました。
賛否両論ありましたが、僕の個人的な考えを除くと、書いてあることはだいたい事実なので参考にしてみてください。