CT値について
【CT値】CT画像はCT値の分布図|CTの基礎|CT適塾より引用
CT値とは人体においてX線吸収の程度を数値化したものである。代表的なCT値について書くと、水は0である。また、空気は最低値の-1000であり、CTの画像上では真っ黒に写る。
このCT値は撮影された物質の密度を水を基準に相対化して算出されたものである。水を基準にしているため水のCT値は0、空気は水に比べてだいぶスカスカなので-1000なのである。
油は水に浮かぶ。つまり体の脂肪組織(油)は水よりも密度が小さいのでCT値はマイナス。嚢胞や血液、骨や歯は水よりも重いのでCT値はプラスの値である。
CT値を小さい順に並べたときの覚え方・語呂合わせ
代表的な物のCT値を、小さい順に並べると以下のようになる。
空気<脂肪<水(値は0)<嚢胞<血液<骨
語呂合わせを作ると、以下の通り。
空気→くる
脂肪→し
水→み
嚢胞→の
血液→けっ
骨→こん
まとめた語呂合わせは苦しみの血痕