血清フェリチンについて
血清フェリチンは、採血検査において生体内の鉄貯蔵量を反映する項目である。
血清フェリチンの上昇は、鉄が過剰に体内に蓄積された状態を示唆する。
血清フェリチンが高値となる代表的な3つの疾患は
・成人Still病(関節炎・皮疹・高熱が特徴的)
・ヘモクロマトーシス(鉄の代謝異常。鉄が沈着し臓器障害をきたす)
・血球貪食症候群(活性化したマクロファージが血液細胞を貪食する疾患)
3つの疾患の覚え方・語呂合わせは「成人女性が クロいチンを 貪り尽くす」
成人女性が → 成人Still病(若い女性に多い)
クロいチンを → ヘモクロマトーシス、フェリチン↑
貪り尽くす → 血球貪食症候群
フェリチン→チンをフェ〇する→チンを貪りつくす
でイメージするとよい。
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