変形性関節症について
変形性関節症とは加齢によって関節の軟骨が摩耗、変形し、疼痛と可動域制限が起きる疾患である。荷重関節である膝やまたに好発する。この関節症は進行すればするほど、可動域が狭まる。滑膜組織に炎症が起きると関節内に水が過剰に溜まるため、関節水腫が起こる。この時膝蓋骨が浮き上がるため、膝蓋跳動がみられる。
診断はX線の所見に基づいて行われる。所見の特徴は、関節裂隙の狭小化・骨棘形成・骨嚢胞・骨硬化像である。
変形性関節症:X線所見の語呂合わせ
4つの特徴をまとめた語呂合わせは以下のようになる。
関節裂隙の狭小化→レゲエ
骨棘形成→き
骨嚢胞→の
骨硬化像→こ
まとめた語呂合わせはレゲエきのこ