先輩から話を聞いた
先日、先輩医師からお話を聞く機会がありました。その中で興味深い単語があったのでここに記録しておきます。
先輩は現在研修中で、これから診療科をどこにしようか考えている最中です。話によれば診療科は色々あるけど、ハイパーな科とハイポな科があるとのことでした。
ハイパーとハイポ
ハイパー?ハイポ? めちゃくちゃ紛らわしい!それに診療科と何が関係あるの? と、思った方もいるでしょう。自分も同じです。
Wikipediaの意味をまとめると、
ハイパーは「上」「超越」
ハイポは「下」「未満」
です。
これに加え、実は医療業界において
ハイパーは「大変」「忙しい」
ハイポは「大変ではない」「比較的余裕がある」
を意味するようです。
ハイパーな科には体力に自信のある方やできるだけ長い時間働きたい方、ハイポな科には他の事に挑戦してみたかったり、仕事と子育てとの両立を目指すが多いそうです。(一概には言えない)
この「ハイパー」「ハイポ」という言葉、普通に使えるように見えて、日常で使う際には注意が必要です。
なぜなら特定の科で働いている医師に対し「ハイポ」呼ばわりする行為は差別に該当するためです。
完全に禁止されているわけではないですが、公での使用は避けるべきだと思います。
今回は意外と知られていない医療用語「ハイパー」「ハイポ」についての記事でした。また1つ賢くなれたので、自分は満足しました。