はじめに
医学生は普段の授業で座学だけではなく実習を受けることも多い。自分の大学で行われるのみならず、外部の病院や施設にもお世話になることがあるので、その際には車が主な交通手段となる。(都会除く)
大学側がタクシーを手配して連れて行ってくれることもあるが、基本的には学生が所有する車に乗り合わせて向かうことになる。当然ながら学生は免許を既に取得し、自家用車を所持していることが条件となる。
医学生は比較的に車を所有している人の割合が多いので、その人たちの中から車出しを募ることとなる。しかし班のメンバーを無作為に選んだ場合、車を運転できる人が一人もいない可能性はゼロとはいいきれない。
車を所持していないのが主な理由に挙げられるが、そもそも運転の技術が不足していたり他の人の命を預かって運転する自信がない人もいる。
バス・電車・タクシーなども使えるが、できれば自動車が望ましい。医学生はできるだけ早い段階で免許を取って習熟し、実習までに自分専用の車を購入することが望ましいといえるだろう。
車出しについて
車出しをする人は非常に勇気が必要である。事故を起こしてはいけない、目的地まで遅刻をしてはいけないというプレッシャーが発生するためである。駐車が苦手な人は同乗者に笑われないか不安になることもあるだろう。
車に乗せてもらう側の人にも不安はつきまとう。そもそもあまり関わりのない人たちと同じ班になってしまうと、見ず知らずの人にいきなり車を乗せてもらうことになる。今まで仲良くなかった人でも、急に友だち面して車に堂々と乗ることになるので、自分が失礼なのではないかと不安に覚える。
車内の雰囲気も気まずい。全く無言であるわけにもいかないが、あまりにも喋りかけてしまうと、運転手の集中を妨害してしまうことになる。会話は適度に、慎重にトークテーマを選ぶ必要がある。
以上、医学生の車出しについて書きました。一部、自分の体験談も踏まえて書いています(^^; 車で向かう実習は自分には酷なので、やっぱり大学で行う方がいいなあ。。