高齢者の精神症状
高齢者によく見られる代表的な精神症状は4つあります。
意識障害(特に、せん妄):delirium
意識混濁を背景にした幻覚、妄想、興奮
認知症:dementia
認知障害の一種。正常に発達した知能が不可逆的に低下した状態。*1
抑うつ:depression
気分が落ち込み活動を嫌っており、思考・行動・感情・幸福感に影響が出ている。*2
妄想:delusion
病的な状態から生じた誤った判断。*3
英語の頭文字は4つとも全てDであるため、4Dとして表されます。
4Dのゴロ合わせ
4Dとは「せん妄、認知症、抑うつ、妄想」のことです。以下が語呂合わせとなります。
せん妄 → 仙
認知症 → 人(は)
抑うつ → よく
妄想 → 妄想(する)
まとめたゴロは、
仙人はよく妄想する
仙人は亀仙人を想像します。亀仙人(高齢者)はスケベな妄想を頻繁にするイメージがあるので、この語呂合わせを思いつきました。