医学部の授業中に虫が入ってきた
この間大学の授業を受けていたら、足元に黒い物体が高速で移動しているのが見えました。
視界の端でかすかに捉えただけだったから、その正体が何だったのか最初は分からなかったのですが、しばらくすると強烈な羽音が聞こえてきたのでハチであると判明しました。
大学の授業中、虫が入ってくることがたまにあります。
冷房が付いていないときは窓を開けて、涼しい空気を取り入れます。その際にどうしても侵入してくるのです。
小さなハエなどであれば気にするほどでもないのですが、入ってくる虫がハチだと大きな問題です。
ハチにはさまざまな種類があり、中には猛毒な針を持ったハチも存在します。オオスズメバチだった場合、一回刺されただけでも死に至ることがあります。
正体はクマバチだった
クマバチ - Wikipediaより引用
今回、入ってきたハチはクマバチでした。
ずんぐりとした体と、不気味な配色。RPGゲームの中ボス感があります。
このクマバチは異常なほど大きな羽音をたてます。例えるなら耳元でケータイのバイブがなっているような状態です。
授業中なんだから空気読めやって感じですが、奴はこちらの事なんかお構いなくぶんぶん天井付近を飛び回ります。
譲治はハチが苦手なので、クマバチが近づくたびに身をよじらせるなどして距離を取るようにしていました。
講義している先生がこちらに気づいていなかったからよかったのですが、授業中に体をくねくねさせて天井を仰いでいる人間はかなり不気味に写ったと思います。
昼休みに入り講義室から一時間ほど出ていたのですが、その間にクマバチは消えていました。午後からは集中して授業を受けることが出来ました。
今後は二度と入ってこないで欲しいですね。
後に分かったのですが、wikipediaによるとクマバチは性格が温厚で、あまり人のことを刺さないそうです。しかも毒針を持つのはメスだけなんだとか。
見た目は怖いけど、本性は優しい。竹内力みたいなやつだなお前は。