ループス腎炎の予後因子について
ループス腎炎では全身性エリテマトーデス(SLE)にてみられる腎炎のことである。
光顕にてwire loop lesionが見られることも重要。
予後因子は2つあり、
・補体価
・尿蛋白
である。
この2つの覚え方は「糸がループするのはボタンにて」である。
糸球体腎炎 → 糸が
ループス腎炎 →ループするのは
補体価 → ボ
尿蛋白 → タンにて
といった具合である。
つまり糸が縫われてクルンとループしているのは、ボタンの位置のみであるというイメージ。
他にも重要なIgA腎症・補体が低下する疾患について
以前紹介した記事に以下のようなものがある。
今回はループス腎炎だったが、以前はIgA腎症の予後因子の覚え方も紹介しました。
↑ IgA腎症の予後因子は「 イガクリたけぇ!」で覚える
↑ 補体が低下する糸球体腎炎は「Pが付く」と覚える。