ネフローゼ疾患の、沈着する免疫グロブリンについて
膜性腎症(MN)はIgGが糸球体係蹄壁に沈着する。
巣状分節性糸球体硬化症(FSGS)は高価病変にIgMが沈着する。
膜性増殖性糸球体腎炎(MPGN)はIgM,IgGの沈着がみられる。
簡単にまとめると、
・MN→IgG
・FSGS→IgM
・MPGN→IgM,IgG
である。
覚え方・語呂合わせ
・MN→IgG
・FSGS→IgM
自分は「マジ?そマ?」で覚えている。「MG、SM」のアルファベットのイメージで覚えても良い。
この頃は現代語で、本当かどうか信じられないときに使う言葉でお馴染みである。
つまり「膜性腎症はG、巣状はM」であると覚えておけば、MPGNは自動的に両方が沈着すると思い出すことができる。
したがって、かなりこのゴロは便利。
ぜひ使ってみてください。