サイアザイド系利尿薬について
サイアザイド系利尿薬は,遠位尿細管の Na+-Cl−共輸 送体に作用し,Na の再吸収を阻害する薬である。
副作用として血中で上昇するもの、低下するものを覚えるとよい。
上昇するもの:カルシウム、尿酸
低下するもの:マグネシウム、ナトリウム、カリウム
副作用の覚え方・語呂合わせ
・上昇するものの覚え方は「カニ(蟹)」
カルシウム → カ
尿酸 → ニ
サイアザイド→sea(海)を連想する。そして海産物であるカニを思い出せばいい。
・低下するものの覚え方は「最悪!マジ泣くわ」
サイアザイド系利尿薬 → 最悪!
マグネシウム → マジ
ナトリウム → 泣
カリウム → くわ
サイアザイドから「最悪、気分が下がる」様子を連想する。(気分下がる≒血中低下)
そして悲しんで泣いてしまう様子をイメージする。
サイアザイドは低カリウムを来すので、高血糖の副作用にも注意して覚えておく。