はてな匿名ダイアリーに医学生が投稿していた
ちょっと前の記事になりますが、とある医学生がはてな匿名ダイアリーに投稿していました。
この記事を簡単に要約すると、「医学部は入った後がしんどいので、そんな簡単に医学部に入るのは辞めたほうがいい。」という感じです。自分なりにいろいろと思うことがあったので感想を書いていきます。
成績いいからって医学科来るな、の感想
はてなブックマークのコメントやTwitterでは賛否両論あるようでしたが、僕は概ねこの記事の意見は正しいと思いました。
まず医者には成績が優秀であることが必要です。しかし一方で患者に共感できる性格や人柄も求められます。大学受験の点数だけで性格を測ることは難しいので、この人が言うように成績がいいからって医学部に入るのはちょっとなぁ…と思います。
また、日本の将来を考えると本当に頭の良い人・成績が良い人は理学部,工学部に進んで研究者になるほうが未来があります。是非とも日本だけではなく、海外でも活躍できるような人材が育って欲しいです。
少しこの人と意見が違うのは、僕は成績だけで医学部を選ぶような人がいても、全然反対しません。進学先の決め方は個人の自由なので、いろんな人がいても問題ないです。ただ、できるだけ将来の日本にとってプラスな方向に進めばいいな、とは思います。
記事以外の部分で気になることがあった
この記事の中身には関係ないですが、何個か感じたことがあります。
この人は医学部の教授だったり、現場で活躍している医師というわけでもありません。でも医学生の間からここまで深く考えています。受験そのものや、日本の医療についてしっかりと意見を持っているのは素晴らしいと思いました。
あと、面白かったのがはてな匿名ダイアリーの使い方です。そもそも「名前を隠して自由な事を書く」が本来の使われ方なのですが、この方はTwitterで「この記事を書いたのは自分だ」と名乗り、シェアしています。
つまり自分の身分を明かし、はてな匿名ダイアリーを単純に文章の置き場として活用しています。このやり方はなかなか新しいなぁと感じました。
まとまりのない文章になってしまいましたが、以上です。やっぱはてな匿名ダイアリーは面白い。医学生が書いた文章はレアなので読むことができてよかったです。