手根骨とは
手根骨とは手首の骨の事です。全部で八種類あり、近位列と遠位列に分かれます。
近位列:舟状骨,月状骨,三角骨,豆状骨
遠位列:大菱形骨,小菱形骨,有頭骨,有鉤骨
手根骨骨折において最も多いのが舟状骨骨折です。舟状骨は血行性に乏しく骨癒合しにくいので、非常に治りにくいと言われています。
手根骨の語呂合わせ(親指側から)
近位列(舟状骨,月状骨,三角骨,豆状骨)の覚え方
近位列→近くの
舟状骨→船で
月状骨→月
三角骨→見し
豆状骨→豆を食う
まとめた語呂合わせは、
近くの船で月見し豆を食う
遠位列(大菱形骨,小菱形骨,有頭骨,有鉤骨)の覚え方
遠位列→えーん、
大菱形骨→大量の
小菱形骨→ショウリョウバッタに
有頭骨→頭と
有鉤骨→鉤が有る。
まとめた語呂合わせは、
えーん、大量の少量バッタに頭と鉤が有る。
手根骨の語呂合わせ(番外編)
最後に大学の先輩から教えて貰った、豆状骨を基準にして反時計回り(時計回り)で覚える語呂合わせを紹介します。繰り返しますが、引用です。
豆状骨→父
三角骨→さん
月状骨→月
舟状骨→収に
大菱形骨→大
小菱形骨→小
有頭骨→あると
有鉤骨→言うておこう
まとめた語呂合わせは、
父さん、月収に大小あると言うておこう