人工透析導入の原因疾患について
http://www.seikatsusyukanbyo.com/calendar/2011/001716.phpより引用
日本透析医学会の調べによると、日本では約30万人の患者が透析を受けており、患者数は年々増加しているそうです。
透析療法の導入を開始する患者のうち、約3分の1が糖尿病性腎症を原因としています。かつては慢性糸球体腎炎が原因疾患として約半数を占めていましたが、1998年ぐらいを境に糖尿病性腎炎に逆転されました。
また、近年は高齢化が進んでおり、腎硬化症による透析も増えています。今後も増加傾向は続くとみられ、慢性糸球体腎炎の割合を抜くと考えられています。
人工透析導入の原因疾患(2012年現在)は、
1位 糖尿病性腎症
2位 慢性糸球体腎炎
3位 腎硬化症
です。
今後は3位と2位が逆転するでしょう。
人工透析導入の原因疾患第1~3位の覚え方・語呂合わせ
原因疾患は多いものから「糖尿病性腎症・慢性糸球体腎炎・腎硬化症」です。
覚え方・語呂合わせは以下になります。
糖尿病性腎症→とうとう
慢性糸球体腎炎→慢心で
腎硬化症→事故
まとめた語呂合わせはとうとう慢心で事故
ちなみに糖尿病の合併症についての語呂合わせは、以下の記事で書いているので是非読んでみてください。