腕神経叢について
「腕神経叢損傷」|日本整形外科学会 症状・病気をしらべるより引用
腕神経叢とは第5~8頸神経,第1胸神経が形成する神経叢のこと。C5,C6の神経根が上神経幹を、C7の神経根が中神経幹を、C8,T1の神経根が下神経幹を構成する。それぞれの神経根が合流すると外側・後・内側神経束を形成する。やがて、これらの神経束から5つの代表的な神経へと分かれる。
5つの神経は脊髄高位から、
・筋皮神経(musculocutaneous nerve)
・腋窩神経(axillary nerve)
・正中神経(median nerve)
・橈骨神経(radial nerve)
・尺骨神経(ulnar nerve)
と呼ばれる。
有名な覚え方・語呂合わせ
腕神経叢を覚えるため際は、それぞれの神経(英語)の頭文字を取って暗記する。
筋皮神経(musculocutaneous nerve)
腋窩神経(axillary nerve)
正中神経(median nerve)
橈骨神経(radial nerve)
尺骨神経(ulnar nerve)
頭文字(太字)をまとめると、Mam,RU? 直訳するとあなたはお母さんですか?という意味である。
筋皮と正中のMが紛らわしくて覚えられない人のためのアドバイスとしては、「正中→真ん中」なので3文字目は正中と記憶しておけばよい。
また、筋皮→マッスル→muscle→musculocutaneous とイメージして覚えておくのも大事である。
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